水道引きこみ700万円!?そんな・・・
実家の隣に家建てようとしたら水道の引きこみ費用がとんでもなかったはなしをします
30坪以下の平屋の住人
ぺぺです
夫のまつだよ
いやーびっくりしたー
家:木造平屋の注文住宅
建物価格:1800万円
坪数:27坪
間取り:2LDK
建築会社:地元の工務店
住人:30代夫婦
☆たくさんお金はかけられないけど自分たちだけの快適空間がほしい!!
私たちのリアルサイズな家づくりをおはなししてます
今回の記事は水道の引き込みに700万円かかるところを、なんとか回避した経緯をおはなししています
水道引き込みに700万!?ことのはじまり
我が家は実家の隣(敷地内)に家を建てました
もともと畑だったところを農地転用し宅地に変えています
周りに家も建っているし、水道も問題なく引き込めると思って疑っていませんでした
しかし、周辺の調査をしてくれた住宅会社から衝撃の報告をされます
水道管は確かに通っていますが、もうそこから新しくは引けません
はい?
本管から新しく引くので700万くらいかかります・・・
・・・え???
つまりこういうことでした
→市からこれ以上新しく水道を引きこむのはNGと言われた
・新築をするには、本管からの水道管を新設しなければならずそのための費用がかかる
→700万円
ど・・・どうしたら・・・
家づくり中止か・・・?
家づくり中止?いや、大丈夫!
700万・・・
金額が大きすぎてピンとこないし家づくりにかかる金額の全貌が見えていなかったわたし
もしかして住宅ローン組むからいけるのかも・・?ととんでもない事を考えていました
今冷静になって考えると、よくもそんなおそろしいことを・・・と思います(笑)
我が家の予算が限られているんだから無理です、絶対
うーんこれは厳しいいいい
そんなことで家づくりに暗雲が立ち込めているとき、知人で情報提供者が現れます
その人によると、
『ここの市(私たちが住む市)だったら、水道局に要望書を出せば予算でやってくれる可能性がある』
とのことでした
えっそんなことができるの!?
わたしたちの住む市では可能でしたが、例えば隣の市では絶対に無理とのことでした
もうこれはラッキーだったとしか言いようがありません
ほんとにほんとにありがたい・・・!!
水道を引き込むための要望書
それでは実際にその要望書はどんな内容なのかをおはなしします
我が家がすでに通っている水道を引き込めないのは、水道管が細いうえに適正件数をこえて既に引き込んでしまっているから
なので、『この細い水道管自体を太くする工事をしてほしい』と要望を出します
細い水道管で適正件数を越えてしまっているなら、水道管を太くして適正件数を増やそうということです
そうすれば我が家も問題なく水道を引き込める!
目的は我が家が水道を引き込みたいからなんですが、要望書的にはそうではありません
あくまで、細い水道管を太くしてほしいというお願いをするのです
それには既に細い水道管から水道をひいている近所の方々と自治会長の協力が必要になります
『私たちが使っている水道管が細くて既に適正件数を大きく超えています。太くしてください』
という要望書に署名してもらうのです
一軒一軒事情を説明し、署名を集めたよ
実家はこの土地にずーっと住んでいるので、父と一緒に行けば怪しまれません(笑)
あ~○○さん家の子が家建てるんか~水道が~へーそう、署名すれば良いのね~はいよ~って感じで進みました
正直、怪しまれるのでは??とひやひやしていたけど大丈夫でした
話が長いご近所さんもいて真夏で暑くて大変でしたが、お土産の野菜をくれたり飲み物くれたりみんな優しかったです(笑)
いざ水道局へ!!!
そんなこんなで集めた署名のを片手に水道局へ向かいました
住宅会社から水道局へ下話はしていてくれたようで、スムーズに要望書を渡すことが出来ました
『あ~○○町のね!今年の予算は終わってるから来年にやるね!たぶん春頃かな~』
・・・とこんな感じでゆるかったです(笑)
ほんとにやってくれるのだろうか・・・と心配していましたが、
予定通り、要望書を提出した翌年の春に水道管を太くする工事をしてもらうことが出来ました
はじめて税金の使い道を目の当たりにしたよ
おわり
結果的に700万がかかることはなかったのですが、他の市だったらわかりません
もし本当に700万円かかることになっていたら、家づくり自体を諦めていたと思います
ほんとに運がよかったの一言です
今回のはなしが参考になるかは分からないのですが、我が家のリアルとしてご紹介しました
家づくりを始めてみないと分からないですからね~こういうのは
みなさんの家づくりはスムーズにいきますようにっ
最後までお読み頂きありがとうございました